2014年11月5日水曜日

Psara







- Psara - (circa 1997-1999)

Jay Marsh - vocals,guitar
Mike Jones - guitar,vocals
Tim Peters - bass (1999-)
Rob Adams - drums

Past Members
Steve Trombley - bass (circa 1995-1997)
Andy Bonner - bass (circa 1997-1999)
Grant Paquin -bass (circa 1999)





アメリカはマサチューセッツ州ニューベリーのバンド、Psaraです。

プサラって読むのかな?

Psaraとしての活動はおそらくですが、1997年頃~1999年頃まで。

Psaraとして、と書いたのはこのバンド、実は改名を重ねながらもまだ活動しているからなんです。

音楽性も変わっていきます。

まだ活動しているなんて書いてしまいましたが、

メンバーはそのままで違うバンドとして活動しているといった方が正しいかな。

まずはPsaraがどのようにして始まったかを書いていきたいと思います。





1992年の夏、7th grade(日本でいうところの中学1年生くらい?)を終えた

Jay Marsh、Mike Jones、Rob Adamsの3人はJayの家の裏庭にテントを張り、

そこで音楽を聴いたりしながら共に野宿して過ごしていたそうです。

で、ある日買ってきたMINOR THREATのカセットテープを夜にみんなで聴いた瞬間、

俺らもバンド組もうぜ!ってなったそうです。

そんな感じで始まったバンドは最初の内はベースレスでバンド名も特に無く、

JayとMikeがギター、Robがドラムで練習や曲作りに勤しみました。

1995年、友人だったSteve Trombleyがベースとして加入し、

Psaraの前身バンドであるOswald's Last Pleaとしての活動を本格化させていきます。

当時はCave InPiebaldなどとよく対バンしていたそうです。

その頃のフライヤーを見つけてきたので、興味がある方はチェックしてみてください。

Oswald's Last Plea1   Psara1   Psara2   Psara3   Psara4 

ちなみにこのフライヤーを投稿しているTumblrはRobによるものです。

Oswald's Last Pleaの音源に関してですが、デモテープが存在するとか。

ソースはここ

ちなみにこのリンク先に出てくるTaxpayerというバンドが実は今現在のPsaraになります。

エモエモな曲をやってたのはOswald's Last PleaからPsaraにかけての数年だけです。

で、正確な時期はわかりませんが、1996年頃にOswald's Last PleaはついにPsaraへと改名します。





Psaraの音源に関してですが、まず1997年にShandle Recordsというレーベルがリリースした

Shandle Records Compilation Vol.1というコンピに参加しています

が、実はコンピがリリースされる頃にはSteveは脱退し、

新たにベースにAndy Bonnerが加入します。

ちなみにAndyはPiebaldのベースでもありますね。

で、Andyが加わったラインナップで1999年にリリースされた

アメリカのエモ系レーベルDeep Elm Recordsの名コンピシリーズである

The Emo DiariesのChapter 3 The Moment of Truthに参加します。

リンク先のbandcampの方ではname your priceになってるのでBuy Nowをクリックして

数字の0を打ち込むとフリーダウンロードできます。

フィジカルで欲しい方はもう中古を一生懸命探して買うしかないと思うな……。

ちなみにですがこのコンピの最後に収録されているシークレットトラックは

ロンドン(カナダの方)のshoulderというナイスなバンドのThe Woodsという曲です。

この辺りでAndyが脱退し、新たにベースとしてGrant Paquinが加入します。

そして、1999年にThe Gorman & Poorman Foundation

というレーベルからセルフタイトルの7インチをリリースします。

この7インチでのメンバークレジットではベースがTim Petersと書かれていますが、

レコーディング時はGrant Paquinがベースを弾いているそうです。

ということでGrantも脱退し、7インチがリリースされる頃には新たにTimが加入してるみたいです。

憶測ですが、このThe Gorman & Poorman Foundationというレーベル、

Deep Elm Recordsのコンピに提供した曲のクレジットを見ると

レコーディングエンジニアの名前がMike Poormanなので

この人が何かしら関係してるのかなって思ったりなんかして……。

いや、ないか。

でもこっちの音源のレコーディングもこの人がやっててもおかしくないですよね。

ちなみにこのMike Poormanさん、The Shyness Clinicというナイスなバンドで

ドラムを担当していた御方です。

話をPsaraに戻しますと、実は先程貼ったフライヤーの投稿によると

Keystone Ember RecordsからPsaraの音源をリリースする予定だった的な事が

書かれているんです。

でも結局出せなかったみたいですが。

う~んぜひ出してほしかったな~泣。

Psaraの音源に関してはこんな感じです





youtubeから音源を貼っておきます。
























※2015年4月9日追記

久しぶりにdiscogsのPsaraのページを覗いてみたら新たにdiscographyの部分が

更新されていました。

どうやらカセットテープ音源もあるらしいです。

収録曲を見てみると7インチとほぼ一緒のようですね。

デモ的な感じなのかな。



※2015年8月12日追記

また新たにdiscogsのページが更新され、7インチ音源の情報が追加されていました。



※2016年11月22日追記

カセットテープ音源はどうやら7インチと完全に同内容みたいです。

Rob曰く、レコードのプレスが完了するまでライブ会場で先行して売っていたのがこのカセットテープなのだそう。





そして最初に書いた通り、Psaraはベース担当のメンバーを変えながら、

更にバンド名を改名していきます。

Timが新たにベースとして加入したタイミングでPsaraはバンド名をLabworksへと改名しています。

Labworksの音源の有無はわかりませんでした。

なんやかんやあって、またバンド名をLabworksからKAMIKAZEに改名。

KAMIKAZEはセルフタイトルのCDRをリリースしているようです。

で、現在はというとKAMIKAZEではなくTaxpayerというバンドとして活動しているんです。

Taxpayerは途中、新たに3人目のギターにMaclaine Diemerを迎え、5人体制になります。

現在、と書きましたが最近はどうやらそんなに活動はしていないみたいです。

Taxpayerの音源に関してはこんな感じです。





youtubeからTaxpayerもいくつか貼っておきますね。














以下、Psaraのディスコグラフィーです。







- Discography - 







あとちなみになのですがRobMOGANONO RECORDSオーナーのPete Zetlanさんは仲が良くて

ルームメイトだったことがあるそうです。

MOGANONO RECORDSはettil vryekolyathe bodyなんかをリリースした

ナイスなレーベルなんです。

いや~ナイスな人はやっぱナイスな人同士通じ合ってるんですね~。

繋がるもんやなぁ(コメディ水戸黄門)。



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