2014年12月17日水曜日

eighteen hundred and froze to death







- eighteen hundred and froze to death - (1997-2001)

Dave Nutt - vocals,guitar
Joe Kepic - guitar
Tom Yagielski - bass
John Blanchard - drums




アメリカはニューヨーク州バッファローのバンド、eighteen hundred and froze to deathです。

活動期間は1997~2001年まで。

はい、例のごとくオブスキュアです。

バンド名からのリンク先に書いてある通りなのですが、結成は1997年。

3年ほどライブ活動、レコーディングをした後、2000年4月に初のフルアルバムである

the last staple in this paper coffinをRed Elephant Recordsよりリリース。

翌2001年にカナダのMach Tiverという激ナイスなバンドと

eighteen hundered and faked their own death VS mach tiver

というスプリットCDをHabitforming recordsよりリリース。





一応Mach Tiverについても軽く説明しますと、このバンドはAdam Goodwin(bass,vocals)と

Shannon Goodwin(drums,vocals)の2人からなるギターレスの兄妹バンドです。

しかもベースに関してはプレイする際に弦3本しか使わないとか。

てゆうかなんかいいですね、兄妹でバンドとかってね、憧れちゃいますね。

このMach Tiver、以前に日本のこれまた激ナイスなディストロである

BLUE.SEPTEMBER.BLUE.sunday worst enemyで取り扱われてたみたいですね。

自分は後追いの後追い的な感じなのでもちのろんで買えてませんが。

ちなみにですがこのバンド2004年に解散するんですが、

その後、お兄ちゃんはBeaumont Hamel(monument of)Swordsというバンドを、

そして妹さんはcougar partyというバンドを始めます。

その2004年当時のインタビュー記事を見つけました。

インタビューの中でお気に入りのエモのレコードは何か?という質問に

ShotmakerやAnasarcaを挙げてくる辺り、なんというか最高の兄妹だなって感じですね。

それと2003年当時のインタビュー記事も見つけました。

わかりにくいかもしれませんがリンク先の下の方にあります。





ということでeighteen hundred and froze to deathに関しましては自分調べによると、

アルバム1枚にスプリット1枚の計2枚のリリースのみのようです。

そして残念ですがやはりこのバンド、とっくに解散しています。





メンバーのその後ですが、Joe Kepic、Tom Yagielski、John Blanchardの3人は2002年、新たに

the 1,000-Year Planというマスロックなインストバンドにて、2007年(※2006年の可能性もあり)に

In The Theory & Practiceというアルバムをリリースしているようです。

で、2010年当時のこのバンドについての記事も見つけました。

興味ある人は読んでみてください。





ボーカルであったDave Nuttは2008年よりwhy+the+wiresというバンドを始めます。

これまでに3枚のアルバムをリリースしているようです。

このバンドはdiscogsにも登録されていました。

bandcampもあるようなので聴いてみてください。

facebookのページも持っててちらっと覗いてみたら、

どうやら来年新しいアルバムを出すみたいですね。




長くなりましたが、以下eighteen hundred and froze to deathのディスコグラフィーです。




- Discography -

the last staple in this paper coffin (2000) red elephant records

eighteen hundered and faked their own death VS mach tiver (2001) Habitforming records





※追記 2015年2月27日

なんと!

驚くことに!

つい最近できたであろうeighteen hundred and froze to deathのbandcampを見つけました!!

なので上の諸々のリンクは差し替えておきました。

フリーダウンロードなのでサクッとダウンロードしてガンガンに聴きましょう!

あと1,000-Year Planもありました。


2014年12月3日水曜日

ribbon fix















- ribbon fix - (1996-1999)

Mark Rodgers - vocals,guitar
Andi Camp - vocals,bass,piano
Mike Roberts - drums

Past Members
Brian Gathy - guitar,bass (1996)





Andi Camp第2弾。

アメリカはサンフランシスコ州カリフォルニアのバンド、ribbon fixです。

JejuneRainer MariaEveryone Asked About YouFebruary Stars Union等の

男女ツインボーカルによるエモバンドがきな方はこのバンド、

絶対チェックするべきだと思います。

活動期間は1996年~1999年まで。

結成当初は4人でしたが、1996年にthe gathy yearsという音源のレコーディングのすぐ後に、

Brian Gathy(実はAmber Innな人だったりする。あとex-SavalasJunkdrawer)が脱退し、

それ以降は3ピースバンドとして活動しました。

Brian Gathyは後にthe shiveringというこれまたナイスなバンドをやったりしますね。

ギターボーカルのMark Rodgersはribbon fix以前にstill lifeChris Pitzelらと共に、

driftwoodshroomunionといったバンドをやっていました。

またMarkは同じくstill lifeのDavid Pitzel、Paul Rauchと共にFlySexというバンドもやっていたらしいです。

shroomunionは2008年頃に21 Requiemsというタイトルの21曲入りディスコグラフィーCDが

Inchworm Records(もしくはRepercussionから?)からリリースされる予定だったらしいですが

いまだに実現されてません。

Inchworm RecordsといえばGuyver OneのディスコグラフィーCDも実現してないな~。

さらに話がそれますがdriftwoodとshroomunionで聴かれる女性ボーカルは

Melissa Mednickという方なのですが、実はNuclear Winterでもボーカルを取られてます。

あとMarkさんはThe Mountain Collective for Independent Artists, Ltd.というレーベルから

リリースされたI Can't Live Without ItというコンピにPerilisium Cantosというバンドで

参加していたりします。

このPerilisium CantosのドラムはなんとEyad Kaliehさん(ex-Indian Summer)らしいです。

で、Perilisium Cantosの後にribbon fixがくるのですが、

実はこの2つの間というかたぶんPerilisium Cantosと同時期にRueというバンドもやっていたらしいです。

Rueについては詳細一切不明です。

ここに挙げているバンド以外にも色んなバンドをやっていたみたいです。

また彼はribbon fix後にはHa! The Disco Ah!The Devil's OwnやPunked Up Countryなどの

バンドを始めます。

で、話をribbon fixの方に戻しますと、

the gathy yearsの他にepを1枚とアルバムを2枚リリースしています。

全てgrafton recordsからのリリースです。

それとNo Karma Recordingsからリリースされたatmosphere only gets you so farというコンピに

Road Mapという曲を提供しています。

この他に未発表曲もあるらしく、Mark曰くribbon fixとして作った曲は全部で57曲あるらしいです。

ていうかこのブログ、バンドの音について全然説明してませんね。

まあ敢えて説明していないというか、

実際に聴く本人が先入観無しでまず感じるままに聴いてほしいとちょっと思ってたりするので、

そんな感じです。





youtubeに上がっている曲をちょっと貼っておきますね。














いや~ほんと大好きこのバンド。

あ、これちょっとした豆知識なんですけど実はMark Rodgersさん、

なんとあのJawbreakerのセカンドギタリストとして誘われていたのを断るというエピソードを持ってたりするとかなんとか。

信じるか信じないかはあなた次第です…。




※2015年7月17日追記

ギターボーカルのMark Rodgersさんが亡くなられたそうです。

R.I.P. Mark Rodgers.(1968-2015)




以下ディスコグラフィーです。





- Discography -

the gathy years (1997) Grafton Records

some saturday this has been (1997) Grafton Records

campfire dares the sun (1998) Grafton Records

straight, no chaser ep (1998) Grafton Records

atmosphere only gets you so far (1998) No Karma Recordings

unreleased songs



2014年11月28日金曜日

pretty the quick black eyes







- pretty the quick black eyes - (2002-????)

Scott McCarver - vocals,guitar
Joshua Kerr - bass
Terry Irwin - drums
Joshua Merritt - keyboard,vocals





アメリカはテキサス州オースティンのバンド、pretty the quick black eyesです。

感のいい人は上の画像の右から二番目の人にピンと来たのではないでしょうか。

そう、この御方はScott McCarverさんです。

ex-MineralImbrocoなナイスガイです。

最近は立派な御髭をそれはもうモジャリモジャリと生やしてらっしゃいます。

さらにMineralリユニオンで今世界中をツアーで回ってますね。

ここ日本にも来年二月に来ます。

自分は最終日に観に行くつもりです。

今からワクワクが止まりませんね。

他のメンバーについては正直よく知りません、すみません。

ex-MineralなバンドといえばThe Gloria RecordPop Unknownが真っ先に挙がると思うのですが、

Imbroco、pretty the quick black eyesは前者に比べて名前が挙がってこないような気がします。

あとこの他にもZookeeperKissing Chaosがあります。

正確な活動時期もよくわかりませんが、

自分調べによると2002年頃最も精力的に活動していたようです。

初ライブは2002年、前述にもあるThe Gloria Recordの前座でした。

同年にEPをリリースしていて、これが唯一のフィジカルでの音源になります。



youtubeに全部上がっているので貼っておきます。

















一応この他にもEPには収録されていない2曲がmyspaceで公開されています。



以下ディスコグラフィーです。




- Discography -

pretty the quick black eyes (2002) self released

Loveless Demo (?) ?

Rising of the Beast (?) ?



2014年11月15日土曜日

kerith ravine









- kerith ravine - (circe 1997-2001)

Michael Shepard - vocals,guitar
Patrick Boyle - guitar
James Nisly - guitar
Adam Ladd - bass
Brian Yoder - drums





アメリカはオハイオ州アライアンスのバンド、kerith ravineです。

活動期間は1997年頃~2001年頃まで。

このバンドもまたかなりオブスキュアだと思います。

おそらく日本での知名度は皆無に等しいです。

日本でこのバンドの音源をフィジカルで所有してる人っているのかな?

一応Deep Elm Recordsがリリースしてるエモ日記シリーズの5巻に収録されてるバンドなので、

分それを持ってる人は結構いると思うけど、単独作を持ってる人はいないんじゃないかな。

いやでもdiscogsとかebay使って買ってる人がいなくはないか。

どうでもいいすね。

ちなみにボーカルのMichael ShepardさんとベースのAdam Laddさんは後にLOVEDRUGという

メジャー感漂うバンドを始めます。

聴いてみたい方はbandcampがあるので聴いてみてください。

それと2007年に何やら集まって軽くセッションして曲を作ったらしいです。

聴いてみたら個人的にはあまり好みの曲ではなかったですが。

ディスコグラフィーの所から飛んでいけるようにしてるのでよかったら聴いてみてください。



youtubeに2000年当時のライブ映像があがっていました。







2001年当時のインタビュー記事も見つけました。

興味がある方は読んでみてください。






以下ディスコグラフィーです。



- Discography -








2014年11月5日水曜日

Psara







- Psara - (circa 1997-1999)

Jay Marsh - vocals,guitar
Mike Jones - guitar,vocals
Tim Peters - bass (1999-)
Rob Adams - drums

Past Members
Steve Trombley - bass (circa 1995-1997)
Andy Bonner - bass (circa 1997-1999)
Grant Paquin -bass (circa 1999)





アメリカはマサチューセッツ州ニューベリーのバンド、Psaraです。

プサラって読むのかな?

Psaraとしての活動はおそらくですが、1997年頃~1999年頃まで。

Psaraとして、と書いたのはこのバンド、実は改名を重ねながらもまだ活動しているからなんです。

音楽性も変わっていきます。

まだ活動しているなんて書いてしまいましたが、

メンバーはそのままで違うバンドとして活動しているといった方が正しいかな。

まずはPsaraがどのようにして始まったかを書いていきたいと思います。





1992年の夏、7th grade(日本でいうところの中学1年生くらい?)を終えた

Jay Marsh、Mike Jones、Rob Adamsの3人はJayの家の裏庭にテントを張り、

そこで音楽を聴いたりしながら共に野宿して過ごしていたそうです。

で、ある日買ってきたMINOR THREATのカセットテープを夜にみんなで聴いた瞬間、

俺らもバンド組もうぜ!ってなったそうです。

そんな感じで始まったバンドは最初の内はベースレスでバンド名も特に無く、

JayとMikeがギター、Robがドラムで練習や曲作りに勤しみました。

1995年、友人だったSteve Trombleyがベースとして加入し、

Psaraの前身バンドであるOswald's Last Pleaとしての活動を本格化させていきます。

当時はCave InPiebaldなどとよく対バンしていたそうです。

その頃のフライヤーを見つけてきたので、興味がある方はチェックしてみてください。

Oswald's Last Plea1   Psara1   Psara2   Psara3   Psara4 

ちなみにこのフライヤーを投稿しているTumblrはRobによるものです。

Oswald's Last Pleaの音源に関してですが、デモテープが存在するとか。

ソースはここ

ちなみにこのリンク先に出てくるTaxpayerというバンドが実は今現在のPsaraになります。

エモエモな曲をやってたのはOswald's Last PleaからPsaraにかけての数年だけです。

で、正確な時期はわかりませんが、1996年頃にOswald's Last PleaはついにPsaraへと改名します。





Psaraの音源に関してですが、まず1997年にShandle Recordsというレーベルがリリースした

Shandle Records Compilation Vol.1というコンピに参加しています

が、実はコンピがリリースされる頃にはSteveは脱退し、

新たにベースにAndy Bonnerが加入します。

ちなみにAndyはPiebaldのベースでもありますね。

で、Andyが加わったラインナップで1999年にリリースされた

アメリカのエモ系レーベルDeep Elm Recordsの名コンピシリーズである

The Emo DiariesのChapter 3 The Moment of Truthに参加します。

リンク先のbandcampの方ではname your priceになってるのでBuy Nowをクリックして

数字の0を打ち込むとフリーダウンロードできます。

フィジカルで欲しい方はもう中古を一生懸命探して買うしかないと思うな……。

ちなみにですがこのコンピの最後に収録されているシークレットトラックは

ロンドン(カナダの方)のshoulderというナイスなバンドのThe Woodsという曲です。

この辺りでAndyが脱退し、新たにベースとしてGrant Paquinが加入します。

そして、1999年にThe Gorman & Poorman Foundation

というレーベルからセルフタイトルの7インチをリリースします。

この7インチでのメンバークレジットではベースがTim Petersと書かれていますが、

レコーディング時はGrant Paquinがベースを弾いているそうです。

ということでGrantも脱退し、7インチがリリースされる頃には新たにTimが加入してるみたいです。

憶測ですが、このThe Gorman & Poorman Foundationというレーベル、

Deep Elm Recordsのコンピに提供した曲のクレジットを見ると

レコーディングエンジニアの名前がMike Poormanなので

この人が何かしら関係してるのかなって思ったりなんかして……。

いや、ないか。

でもこっちの音源のレコーディングもこの人がやっててもおかしくないですよね。

ちなみにこのMike Poormanさん、The Shyness Clinicというナイスなバンドで

ドラムを担当していた御方です。

話をPsaraに戻しますと、実は先程貼ったフライヤーの投稿によると

Keystone Ember RecordsからPsaraの音源をリリースする予定だった的な事が

書かれているんです。

でも結局出せなかったみたいですが。

う~んぜひ出してほしかったな~泣。

Psaraの音源に関してはこんな感じです





youtubeから音源を貼っておきます。
























※2015年4月9日追記

久しぶりにdiscogsのPsaraのページを覗いてみたら新たにdiscographyの部分が

更新されていました。

どうやらカセットテープ音源もあるらしいです。

収録曲を見てみると7インチとほぼ一緒のようですね。

デモ的な感じなのかな。



※2015年8月12日追記

また新たにdiscogsのページが更新され、7インチ音源の情報が追加されていました。



※2016年11月22日追記

カセットテープ音源はどうやら7インチと完全に同内容みたいです。

Rob曰く、レコードのプレスが完了するまでライブ会場で先行して売っていたのがこのカセットテープなのだそう。





そして最初に書いた通り、Psaraはベース担当のメンバーを変えながら、

更にバンド名を改名していきます。

Timが新たにベースとして加入したタイミングでPsaraはバンド名をLabworksへと改名しています。

Labworksの音源の有無はわかりませんでした。

なんやかんやあって、またバンド名をLabworksからKAMIKAZEに改名。

KAMIKAZEはセルフタイトルのCDRをリリースしているようです。

で、現在はというとKAMIKAZEではなくTaxpayerというバンドとして活動しているんです。

Taxpayerは途中、新たに3人目のギターにMaclaine Diemerを迎え、5人体制になります。

現在、と書きましたが最近はどうやらそんなに活動はしていないみたいです。

Taxpayerの音源に関してはこんな感じです。





youtubeからTaxpayerもいくつか貼っておきますね。














以下、Psaraのディスコグラフィーです。







- Discography - 







あとちなみになのですがRobMOGANONO RECORDSオーナーのPete Zetlanさんは仲が良くて

ルームメイトだったことがあるそうです。

MOGANONO RECORDSはettil vryekolyathe bodyなんかをリリースした

ナイスなレーベルなんです。

いや~ナイスな人はやっぱナイスな人同士通じ合ってるんですね~。

繋がるもんやなぁ(コメディ水戸黄門)。



2014年11月3日月曜日

the brightest comet


なんとなくひっそり始めてみることにしました。

自分が知っている好きな音楽についての情報を整理して書き留めておきたいなと思ったので。

まあ知っているといっても完全にネットで得た知識ですが。

では早速いきます。
















- the brightest comet - (2007-2009)

Andi Camp - vocals,bass
John Reed Dunn - guitar
Kevin Wendt, Martin Castillo, Vincent Covarrubias, Gary Jimmerson - drums





フィメイルボーカルエモ好き必聴。

知る人ぞ知るオブスキュアなバンド。

アメリカはオレゴン州ポートランドのthe brightest cometです。

活動期間は2007年~2009年まで。

Andi CampとJohn Reed Dunnが中心となり結成。

ドラムはたびたびメンバーチェンジしていたらしいです。

正式なフィジカル音源でのリリースは一切しておらず、

ウェブ上にデモ音源が何曲かあげられていました。

が、たぶん最近になって全音源?がGRAFTON RECORDSというレーベルの

ホームページで公開されました!

このレーベルはAndi Campが運営してます!

というかここまで書いてきたこと、全部そのページに載っているのでそっち見た方が早いと思うな、

うん!




http://www.graftonrecords.com/the-brightest-comet/





リンク先にはAndi Campの現在のバンドや過去にやっていたバンドがおそらく全部載っているので、

ぜひディグる時の参考に!

ちなみに現在彼女がやっているバンドはtemper and holdです。









一応ディスコグラフィー的なのをまとめておきます。



- Discography -

girth

three

jersey

perfect

oblivious

wintertime

the old motel