- Ache Hour Credo - (circa 1994-1996)
Dave Wenger - vocals,guitar
Chad Jones - bass,vocals
Charles - drums
カナダはブリティッシュコロンビア州ヴィクトリアのバンド、Ache Hour Credoです。
活動期間は1994年頃~1996年頃まで。
M Blanketで活動していたDave WengerとChad Jones、そしてCharles(ラストネーム不明)により
このAche Hour Credoというバンドが始まりました。
そう、実はこのバンド、M Blanketのメンバーそのままなんですよ。
といってもCharlesはたぶん2人目?のドラマーでオリジナルメンバーではないと思うんですけど。
前身のM Blanketはブリティッシュコロンビアで最も早い時期からエモと呼ばれる音を鳴らしていた
バンドの1つといわれているらしく(といってもスカだったりメロディック、ポップパンク色強めな感じ)、
このAche Hour Credoはそこからさらにグッとエモ度を強めた感じのバンドで、
本当に大好きなバンドの1つです。
いやマジで最高なんでこの感動を皆さんと共有したくてタマランチ会長って感じです。
それとギターボーカルのDaveはなんとbreakwaterの初期メンバーでもあった人なのです。
1995年頃まで在籍していました。
なのでbreakwaterのデモテープと単独7インチはDaveがいた頃に作られた曲ということになりますね。
breakwaterもめちゃめちゃかっこいいのでぜひチェックしてほしいです。
ちなみにbreakwaterの他のメンバーはthe republic of freedom fightersな感じです。
これまたかっこいいのでこちらもチェックで!
ついでにthe republic of freedom fightersの人たちがその後にやっていた
letters to the lord himselfもかっこいいのでよかったら聴いてみてください。
ベースのChadは
Dillinger Mobというバンドもやっていたみたいです。
っていうかこのChad、びっくりしたんですが実はFrankie Sparoなんですよ!
ドラムのCharlesについてはわかりませんでした。
で、Ache Hour Credoですが公式的にリリースされているものは2つしかありません。
しかもたったの2曲。
1つは1994年にFans of Bad Productionsからリリースされた
FUCK the COMMONWEALTHというコンピのCD版のみに収録されているGive Fascism A Chanceという曲。
もう1つは1996年にSlow to Burn Recordsからリリースされた
group therapy explosion...というコンピ収録のLetterbomb Valentineという曲です。
一応公式リリースはこれで全部なのですが、実は全11曲入りのデモ音源なるものが存在してます。
これはフィジカルでリリースされてるのかわからないですが、リンク先のページでダウンロードできるようにしてくれています。
ABRIDGED PAUSEというサイトのページなのですが、ここは自身のレーベル運営の他に、
バンドやレーベルへのインタビューだったり、主にカナダ?の過去のバンドのバイオグラフィー及び
その音源のアーカイブを残していこう的な事をやっているサイトです。
なんとこのサイト、eliot rosewaterについても書いてくれてますよ!
eliot rosewaterの
音源もダウンロード出来るのでしちゃいましょう。
そうそう手に入るものではないので。
それとデモには上記のコンピに収録されている2曲も入っていますが、
音質はやはりデモ版よりもコンピ版の方がいいです。
どっちが好みかは人それぞれあるかと思いますが。
コンピ版が聴きたいという方は実は2つともABRIDGED PAUSEのこのページから
ダウンロードできるようにしてくれていますので、聴いてみてください。
それとこのFans of Bad Productionsのレーベルオーナー、Chris Ilerさんへのインタビュー記事。
今現在このレーベルは全く動いていませんが、インタビューの中で
M Blanketのディスコグラフィー盤とAche Hour Credoの10インチを出したかったと答えていますね。
いや~マジで出して欲しかったな~。
あとFUCK the COMMONWEALTHに収録されているM Blanketの曲について、
CDとLPで収録されている曲が変わっているのは法的問題によるものだそうです。
先にリリースされているLPの方にはThe BanglesのIn Your Roomという曲のカバーが収録されています。
で、あとからリリースしたCD版の方ではKid Collisionという曲
に差し替えられているのですが、
この曲がまた名曲なんですよね~。
実はこの曲、実質的にAche Hour Credoの最初の曲として考えてもいい的な事も言っていますね。
ちなみにAche Hour Credoのデモ内で時折幼女のような声が聴こえてきますが、
これはゲストボーカルのFloragoreというバンドのEmily Bauslaughさんの声です。
彼女はDaveがこの後に組むバンド、Daddy's Handsでベースボーカルを務める人でもあります。
Ache Hour Credoの曲もいくつかDaddy's Handsの方に引き継がれてたりします。
それとEmilyは
Daveの恋人でもありました。
残念なことに彼女は2002年にオーバードーズにより亡くなってしまっています。
Daveも2006年11月23日、轢き逃げに遭い亡くなってしまっています。
普通に悲しい。
Dave及びAche Hour Credoが取り上げられている記事を見つけたので貼っておきます。
Daddy's Hands後はCharter Cruiseという名義でソロ活動をしたそうです。
本当に悲しいですがそんな感じです。
youtubeから数曲どうぞ。
以下ディスコグラフィーです。
- Discography -
FUCK the COMMONWEALTH (1995) Fans of Bad Productions
group therapy explosion... (1996) Slow to Burn Records
demo (199?) self released?