2015年3月24日火曜日

september







- september - (1994-1995)

Kim Shad - ?
Ken Shipley - guitar
Charles McCamon - ?
Conor McCormack - ?





アメリカはカリフォルニア州サンノゼ(サンホセ)のバンド、septemberです。

活動は1994年9月~1995年5月まで。

実際に行われたライブは2回のみ。

活動期間中に残された曲は5曲。

そんな感じのバンドです。

いわゆる激情といわれる類の音を鳴らしていたのですが、90年代のそれ系バンドでは

septemberdon martin threeindian summerportraits of pastが自分の中では4強ですね。

まぁ正直に言うと激情という言葉をこれらのバンドには使いたくないなとも

思ってたりするんですが。

で、残された5曲の内4曲は1996年にTree RecordsSimba Recordingsから

Erasmia Pulcella 10"としてリリースされ、あとの1曲は1997年にSimba Recordingsと

Blue Eyes RecordingsからリリースされたLOVE IS A DOG FROM HELL COMPILATION

収録されました。



youtubeに全部あがっているので貼っておきますね。




















ちなみに10インチのリリース元の1つであるTree Recordsはseptemberのメンバーの

Ken Shipleyさんが運営していたレーベルです。

Tree RecordsといえばEthel MeserveFranklinPinbackGauge

Post Marked StampsシリーズEucalyptusコンピなどなどですね。

今回上記のメンバーの所に担当パートを一切書いてないのですが、

Ken Shipleyさんはseptemberではギターを弾いていたと思われます。

あとの人は一切わかりません。

それと一応説明すると上の画像だと右側でギター持ってるのがKen Shipleyさんです。

逆になぜKen Shipleyさんについてだけ判明したかというと唯一顔と名前が一致したからです。

というのもこの方、Tree Recordsの活動を終えた後、

なんとTom LuntさんとRob Sevierさんという方たちと共に

Numero GroupというソウルやR&Bなどの発掘系レーベルを始めてるんです。

ピッチフォークからインタビューを受けたりもしてます。

あとナイスな事にこのレーベル、BedheadUnwoundなんかも再発してますよね。

グッジョブ。




以下ディスコグラフィーです。





- Discography -

Erasmia Pulcella (1996) Tree Records/Simba Recordings

LOVE IS A DOG FROM HELL COMPILATION (1997) Simba Recordings/Blue Eyes Recordings


2015年3月16日月曜日

the sea, the sea















- the sea, the sea - (circa 2001-2004)

Tom Jenkins - vocals
Niki McUmber - vocals,sax,keyboard
Pete Dykema - guitar,vocals
Jeremy Gourneau - guitar
Troy Lipan - bass
Adam Buchanan - drums





アメリカはミシガン州イプシランティのバンド、the sea, the seaです。

活動は2001頃~2004年まで。

ギターのJeremy Gourneauさんが中心になって結成されたそうです。

先に言ってしまうと正確なディスコグラフィーはわかりません。

確実に言えるのは2004年にNeon BoomboxというレーベルからThe Sea, The Sea 12"

出しているという事(多分300枚)、それと同年にFriction Recordsというレーベルからリリースされた

The Lake Effect A Four Way Splitという音源に3曲提供しているという事です。

前者はcollective zineにレビューがあります。

後者はAmazonでmp3音源が買えたりします。

スプリットに参加しているMan At Armsというバンドのbandcampがありましたので、

一応貼っておきますね。





上記の2つの他にもデモやらさらなるスプリット音源やらがあるとかないとか。

とりあえず最近ネットのとあるところで見つけたこのバンドについての記事(最初の画像5枚目)を

ご覧ください。

この記事ではepやらスプリットやらについてちらほら語られていますね。

epについての詳細はわかりませんでしたが、スプリットの方の情報を少しだけ見つけてきました。

これは2004年当時のsnclのディストロリストなのですが、記事の方にもある通り

The Sea, The Sea、The Amputation、Two Stars Burning Sunの3way split CDRなるものが

やはりあるみたいです。

収録曲は一切不明です。




それと上のバンドについての記事を発見した時にとても悲しい事実を同時に知ってしまいました。

というかそれを知ったからこそ今回このバンドを取り上げました。

実は去年、このバンド再結成ライブをしていたんです。

リンク先はfacebookに投稿されたボーカルのTom Jenkinsさんの弟のLarryさんによる

再結成ライブに関する告知です。

再結成ライブはオリジナルメンバーで、ではなくLarryさんをボーカルに迎えてのものでした。

その時の様子もyoutubeにアップされてます。







なぜ再結成ライブをしたか。

それは去年の6月にボーカルのTom Jenkinsさんが癌で亡くなったからなんです。

彼はbev.cloneというバンドでもボーカルとして活躍しましたね。

これはTom Jenkinsさんが亡くなってしまったことについての記事です。

それと再結成ライブについての記事も。

バンドと弟のLarryさんはTom Jenkinsさんに敬意を表し、

そして残された家族のためにベネフィットライブとして再結成ライブが行われたのでした。





再結成ライブについての記事の途中にもthe sea, the seaの音源に関して活動期間中に

スプリット7インチを2つ、12インチを1つリリースした的な事が書かれていますがどうなんですかね。

12インチはわかるのですが、自分が調べた中では一切スプリット7インチなるものを見つける事が

出来なかったのでふと思ったのです。

まあネットが全てじゃないですしね。

ちゃんとした記事なのでやっぱあるんかな。

う~ん。



youtubeから音源を貼っておきますね。














以下ディスコグラフィー的なやつです。







- Discography -

the sea, the sea (2004) Neon Boombox

The Lake Effect A Four Way Split (2004) Friction Records

The Sea, The Sea/The Amputation/Two Stars Burning Sun split CDR (2004?) self released

demo?

a four-song ep?(recording at Audiolux Studio with Mark Hudson)


2015年3月11日水曜日

Ache Hour Credo







- Ache Hour Credo - (circa 1994-1996)

Dave Wenger - vocals,guitar
Chad Jones - bass,vocals
Charles - drums





カナダはブリティッシュコロンビア州ヴィクトリアのバンド、Ache Hour Credoです。

活動期間は1994年頃~1996年頃まで。

M Blanketで活動していたDave WengerとChad Jones、そしてCharles(ラストネーム不明)により

このAche Hour Credoというバンドが始まりました。

そう、実はこのバンド、M Blanketのメンバーそのままなんですよ。

といってもCharlesはたぶん2人目?のドラマーでオリジナルメンバーではないと思うんですけど。

前身のM Blanketはブリティッシュコロンビアで最も早い時期からエモと呼ばれる音を鳴らしていた

バンドの1つといわれているらしく(といってもスカだったりメロディック、ポップパンク色強めな感じ)、

このAche Hour Credoはそこからさらにグッとエモ度を強めた感じのバンドで、

本当に大好きなバンドの1つです。

いやマジで最高なんでこの感動を皆さんと共有したくてタマランチ会長って感じです。

それとギターボーカルのDaveはなんとbreakwaterの初期メンバーでもあった人なのです。

1995年頃まで在籍していました。

なのでbreakwaterのデモテープと単独7インチはDaveがいた頃に作られた曲ということになりますね。

breakwaterもめちゃめちゃかっこいいのでぜひチェックしてほしいです。

ちなみにbreakwaterの他のメンバーはthe republic of freedom fightersな感じです。

これまたかっこいいのでこちらもチェックで!

ついでにthe republic of freedom fightersの人たちがその後にやっていた

letters to the lord himselfもかっこいいのでよかったら聴いてみてください。

ベースのChadはDillinger Mobというバンドもやっていたみたいです。

っていうかこのChad、びっくりしたんですが実はFrankie Sparoなんですよ!

ドラムのCharlesについてはわかりませんでした。





で、Ache Hour Credoですが公式的にリリースされているものは2つしかありません。

しかもたったの2曲。

1つは1994年にFans of Bad Productionsからリリースされた

FUCK the COMMONWEALTHというコンピのCD版のみに収録されているGive Fascism A Chanceという曲。

もう1つは1996年にSlow to Burn Recordsからリリースされた

group therapy explosion...というコンピ収録のLetterbomb Valentineという曲です。

一応公式リリースはこれで全部なのですが、実は全11曲入りのデモ音源なるものが存在してます。

これはフィジカルでリリースされてるのかわからないですが、リンク先のページでダウンロードできるようにしてくれています。

ABRIDGED PAUSEというサイトのページなのですが、ここは自身のレーベル運営の他に、

バンドやレーベルへのインタビューだったり、主にカナダ?の過去のバンドのバイオグラフィー及び

その音源のアーカイブを残していこう的な事をやっているサイトです。

なんとこのサイト、eliot rosewaterについても書いてくれてますよ!

eliot rosewaterの音源もダウンロード出来るのでしちゃいましょう。

そうそう手に入るものではないので。

それとデモには上記のコンピに収録されている2曲も入っていますが、

音質はやはりデモ版よりもコンピ版の方がいいです。

どっちが好みかは人それぞれあるかと思いますが。

コンピ版が聴きたいという方は実は2つともABRIDGED PAUSEのこのページから

ダウンロードできるようにしてくれていますので、聴いてみてください。

それとこのFans of Bad Productionsのレーベルオーナー、Chris Ilerさんへのインタビュー記事

今現在このレーベルは全く動いていませんが、インタビューの中で

M Blanketのディスコグラフィー盤とAche Hour Credoの10インチを出したかったと答えていますね。

いや~マジで出して欲しかったな~。

あとFUCK the COMMONWEALTHに収録されているM Blanketの曲について、

CDとLPで収録されている曲が変わっているのは法的問題によるものだそうです。

先にリリースされているLPの方にはThe BanglesのIn Your Roomという曲のカバーが収録されています。

で、あとからリリースしたCD版の方ではKid Collisionという曲に差し替えられているのですが、

この曲がまた名曲なんですよね~。

実はこの曲、実質的にAche Hour Credoの最初の曲として考えてもいい的な事も言っていますね。

ちなみにAche Hour Credoのデモ内で時折幼女のような声が聴こえてきますが、

これはゲストボーカルのFloragoreというバンドのEmily Bauslaughさんの声です。

彼女はDaveがこの後に組むバンド、Daddy's Handsベースボーカルを務める人でもあります。

Ache Hour Credoの曲もいくつかDaddy's Handsの方に引き継がれてたりします。

それとEmilyはDaveの恋人でもありました。

残念なことに彼女は2002年にオーバードーズにより亡くなってしまっています。

Daveも2006年11月23日、轢き逃げに遭い亡くなってしまっています。

普通に悲しい。

Dave及びAche Hour Credoが取り上げられている記事を見つけたので貼っておきます。

Daddy's Hands後はCharter Cruiseという名義でソロ活動をしたそうです。

本当に悲しいですがそんな感じです。





youtubeから数曲どうぞ。

























以下ディスコグラフィーです。





- Discography -

FUCK the COMMONWEALTH (1995) Fans of Bad Productions

group therapy explosion... (1996) Slow to Burn Records

demo (199?) self released?